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[Interview] 李 清敬(FC KOREA監督)

TOKYO FOOTBALL MAGAZINE創刊にあたり記念すべき第1回目のインタビューは、昨年関東サッカーリーグ2部へと昇格し、1年目のシーズンで見事2位の成績を残し、1部リーグ昇格を果たしたFC KOREAの李 清敬監督。関東サッカーリーグや東京都リーグ、社会人サッカーについてお伺いしました。
※インタビューは2009年2月8日、朝鮮大学校にて行いました。
Q:今年に入ってからフィジカルトレーニングを中心に行ってきたということですが、ここまでは順調な仕上がりですか?
「予定通りすべてのメニューをこなせたのは6~7人です。東京都リーグや関東リーグの選手はみんな働きながらサッカーをしていますので、フィジカルに関しては本人の気持ち、自覚に任せている部分が大きいです。自分で自覚を持つというのが今年の課題です」
Q:今年に入って初めての練習試合(対FC新宿)ですが、今日は結果ではなく選手のコンディションを見たいという感じですか?
「そうですね。今の段階ではミスも多いと思いますし、怪我をしない形で、試合時間を短縮して徐々にコンディションを上げていくつもりです。ただ、プロではないのでいい意味で楽しみながらやっていきたいです」
※この日の練習試合はFC KOREAが1-0でFC新宿に勝利 = TOKYO FOOTBALL.COM
Q:ピークを4月の関東リーグ開幕に合わせていく感じですね。
「そうですね。関東リーグは4、5、6月の短期決戦なので、初めの4月が大事だと思います。そこで波に乗るか乗れないかで、順位が大きく変わると思います」
Q:ところで、去年FC KOREAは初めて関東リーグ2部に昇格して、一年目で見事1部昇格を果たされましたが、4月の開幕の時点では自信はおありでしたか?
「目標は1部昇格でしたが、そんなに甘くないと思っていました。ただ初戦に勝ったことで自信がついたってことはありました。リーグ戦というのは計算が出来るようで出来ないので、第1節から3節くらいまでを大事に戦い、その後は3試合を1勝1敗1分というペースで持っていきたいと考えていました」
Q:実際に戦ってみて東京都リーグと関東リーグのレベルの差は感じましたか?
「東京都リーグのトップ3のレベルが関東リーグ2部のレベルだと思います。気持ちの部分で気を抜いた時は関東では勝てないと思いましたが、きちんと準備をして臨めば最低勝ち点は取れると思っていました。ただ、うちのチームも波があるので、ごまかしながらやっていた部分もありました。
ただ、関東2部ではごまかしが利いても、関東1部では全く利かないと思います。関東1部では気を抜いたら負けるし、ちょっとしたミスで負けるのがわかります。常に気を抜けません。関東1部に関しては楽しみでもあり、怖い部分もあります」
Q:東京のレベルは上がっていますか?
「東京のトップ3に入り、関東社会人サッカー大会に出れば、ベスト4くらいに入ると思います。私たちが出場した時もKOREAとエリースFC東京、日立ビルシステムがベスト4に入りました。
また、その時のメンバー中心で臨んだ埼玉県選抜との定期戦も3-0で勝ちました。あの試合でたまたま監督をやらしてもらいましたが、楽なもので「これとこれとこれで、あとはよろしくね」で終ったんで(笑)。
久々に勝って連盟の人たちにも喜んでいただきました。
そういった意味で関東社会人サッカー大会を東京のチームが勝ち上がっていくことは、東京のレベルアップにも繋がっていると思います」
[プロフィール]
李 清敬(リ・チョンギョン)
朝鮮大学校在学中の1980年に朝鮮民主主義人民共和国代表に選ばれ、同年に開催されたAFCアジアカップに出場。大学卒業後は在日朝鮮蹴球団の中心選手として活躍。
引退後は東京朝鮮中高級学校 高級部の蹴球部監督、在日朝鮮蹴球団監督、蹴球団を母体とするFC KOREA(現在、関東サッカーリーグ1部)監督および理事長を歴任。
2002年に在日朝鮮人として初めてJFA公認S級コーチングライセンスを取得
[FC KOREA]
所属:関東サッカーリーグ1部
URL:http://www.fc-korea.net/