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TOKYO FOOTBALL MAGAZINE [東京フットボールマガジン]

TOKYO FOOTBALL MAGAZINE:Number02

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[Interview] 岩崎 勇一郎(早稲田ユナイテッド)Page03

Q:今現在、岩崎さんは会社とチームの代表であると共に大学院生でいらっしゃるのですか?

「昨日が大学院の卒業式でした」

Q:大学ではどんなことを学んでいたのですか?

「MBAスクールでしたので経営学です。経営のノウハウを学んでいました」

Q:大学で学んだ経営学をサッカーチームの運営に生かせたり、置き換えられたりする部分はありますか?

「MBAスクールではビジネスのこと以外に人材組織のマネージメントも学べます。そこで学んだコツがサッカーチーム内で生かされたというのはあります。チームには40人の選手がいますが、その40人の方向性をみんな同じ方向に向けられる。ベクトルを合わせられるのは、人材組織のマネージメントで学んだことが生かされています」

Q:そうすると、人材育成という部分がサッカー選手を育てるという部分にも置き換えられるということですよね。

「そうですね。選手に対してどういった言葉をかけるかなどは、MBAスクールで学んだコーチングの理論を使っています。まあ、すべてが理論通りにはいきませんが、うまく使える部分では使うという感じです。あとは自分の経験でこうした方がいいなと思う部分には自分なりのアレンジを加えて」

Q:それ以外に経営学がサッカーチームの運営に生かせることはありますか?

「自分では逆にサッカーチーム運営の中から「これは経営に生きるな」と感じることの方が多いです。会社の経営者の方がこういったチーム運営をするのも、組織をマネージメントするというひとつの勉強になると思います」

インタビュータイトル

Q:では次にサッカーチーム「早稲田ユナイテッド」のコンセプトを教えて頂けますか?

「将来的なビジョンでいうと“早稲田ユナイテッドというチームを世界で戦えるチームにしたい”と考えています。それと同時に“世界で戦える人材を育てる場所にしたい”と考えています。英会話スクールというのがまさにその考えの一つで、講師をしていただける方は、昨年まで海外でプロサッカー選手として活躍されていて、UEFAカップにも出場しています。そんな彼が言うのは、「いくらサッカーが上手くてもコミュニケーションが取れなければ海外ではやっていけない」ということです。将来的にサッカーとコミュニケーションの両方で、世界的に活躍できる選手を育てていくことを目標にしています」

Q:では、岩崎さんがやろうとしている理想のサッカーや戦術があれば教えていただけますか?

「あまりはっきりとこの場では言えませんが、シンプルなサッカーですね。よく見るのは、プレミアリーグのマンチェスターユナイテッド、スペインリーグだとバルセロナを見ます。ほとんどは真似できませんが、中には世界レベルでも自分たちが真似できるところがあるので、そのポイントを選手一人ひとりに話しています」

Q:岩崎さんのやろうとしている考えは、選手たちとうまく共有できていますか?

「そうですね。メンバー用のブログを作っているので、練習に参加できなくても図で見たり、動画で見れるようにしています。先日の東京カップのFC KOREA戦で全員の意思統一ができたのは、その成果だと思います」

インタビュー写真
写真

[プロフィール]

岩崎 勇一郎(イワサキ ユウイチロウ)
早稲田大学理工学部を卒業後、早稲田大学大学院理工学研究科を修了(工学博士)。
その後、早稲田大学大学院商学研究科ビジネス専攻(MBAプログラム)を修了。
[サッカー歴]
ISC杉並(現ワセダクラブForza'02)→ 国学院久我山高校サッカー部 → 早稲田大学ア式蹴球部 → 早稲田ユナイテッド(選手兼監督)

[クラブプロフィール]

早稲田ユナイテッド
所属:東京都社会人サッカーリーグ2部
URL:http://waseda-united.co.jp/

WASEDA CLUBのシニアサッカークラブとして活動をスタート。
2007年度に早稲田大学ア式蹴球部の若手OBを集め、「WASEDA UNITED」にチーム名を改名し、東京都社会人サッカーリーグに参入。2008年に運営会社 株式会社 早稲田ユナイテッドを設立。サッカークラブの運営と共に、文武両道の教育事業への展開を図る。

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